Recruit

実績を積み上げていくことが、
建物の安全性という重責を背負う力になる

(一級建築士)

所属  :本社(東京)技術室 構造設計部
入社年 :2004年
最終学歴:大学院 理工学研究科 海洋建築工学専攻

Q1. 入社の動機を教えてください。

私が建築、特に構造設計という分野を知ったのは、構造設計をしていた叔父の影響でした。建築物という大きな物を形に出来るという職業に、大変興味を持ったのを覚えています。
構造設計とひと言でいっても、そこには、構造力学や応用力学、材料力学など基礎的な分野の基に成り立っていて、非常に専門性の高い分野であることを知ったのは大学に入ってからでしたが、元々細かい事をコツコツとやることが好きだった自分に合っているなという印象を持ちました。

-では、はじめから構造設計がやりたかったのですね。

はい、中学生のころからの夢がかないました。大学に入ってから意匠設計もかっこいいなと思いましたが、やはり自分には構造設計が向いていました。

-横河を選んだ経緯はどのようなものでしたか。

なるべく大きな建物の設計をしたいので、組織事務所を希望しました。 横河設計を知ったのは就職活動の際で、日本で一番の歴史をもつ設計事務所であること、「誠実であれ、良いものをつくれ」という創業者の言葉が非常に印象に残り、この会社を選んだきっかけとなりました。

Q2. 社内の雰囲気、印象をお聞かせください。

社内の雰囲気は、とてもアットホームな印象です。部署間でも、先輩、後輩という間柄でも特に壁はなく、仕事の上での相談事も、時には雑談も気軽に話すことができます。
私の所属する構造設計部も同様で、定期的な部内会議があり、各担当のスケジュールや進捗の確認、設計事例の紹介や問題点の相談等、気軽に情報共有ができます。
また、野球や山クラブといった厚生部の部活動も盛んで、仕事以外の部分で親交を深める事もできます。 特に新入社員の頃は仕事も慣れず、先輩方の顔と名前を覚えるのに一苦労という状況でしたが、こういったイベントを通して知り合える事で、その後の仕事でもすんなり溶け込めたように思います。

-最近は構造設計部内でも後輩が増えてきましたね。

そうですね。彼らの質問には、自分がしてもらったようになるべく丁寧に教えるように心がけています。自分が入ったばかりのころを思い出しながら、どこでつまずいているのか、何に悩んでいるのかということを汲んで、しっかり話を聞くようにしています。

スキー部活動

Q3. 入社当時から最近の仕事を教えてください。

入社時から現在まで、色々な用途・構造の建物に携わらせてもらっています。最初に担当させていただいた物件は、病院の耐震診断業務でした。泊まり込みで現地調査をし、基準図書を読み、計算プログラムと格闘したのを覚えています。
次に6,000m²の小学校の新築物件を担当しました。何度も先輩に相談ながら、基準図書を読みあさり、何とか設計図と構造計算書を作り上げました。 竣工を迎え見学に行った時は、この職に興味を持った時に抱いた「大きな物を形にできる」という醍醐味を目の当たりにして、とても大きな感動、達成感を得たことを覚えています。
その後も学校、病院、オフィスや物流施設といった多種の用途の建物を担当し、耐震、免震、制振といろいろな構造形式を経験させてもらっています。 案件ごとに特徴があり、課題もあり、構造的な計画も違うといったなか、常に新しいことを学びながらそれぞれの理解を深めることは大変ではありますが、いい経験ができていると思っています。

構造設計を担当した小学校

-業務を進める中で、重視していることはどんなことですか

コミュニケーションをしっかりと取るということです。特にうちの会社は組織事務所ですから、意匠・機械・電気それぞれの担当者が社内にそろっているので、顔をつきあわせた打合せを大事にしています。
特に構造という分野は、意匠の人にとってわかりにくい部分もあると思うので、分かりやすく説明して、お客様の要望や意匠の人の意図に沿ったものが実現できる構造設計者になりたいなと思っています。

-建物の安全性に大きく関わる構造設計を担うことについてどのように考えますか

そうでうね。構造設計というのは、ある意味では直接人命に関わるものですから、その担当者であることには非常に大きな重圧を感じます。それは今も悩む部分ですし、これからも解放されることはないのかなと思っています。
でも、とにかく自分で調べる、勉強する、そうした中で実績を少しずつ積み上げ、建物という形として見えてくる。その成長を自分で感じることが、大きな重圧を背負う力となっているなと日々感じています。

JA東京むさし国分寺支店

Q4. 学生の皆さんへメッセージがあればお聞かせください。

どんな仕事でもそうかもしれませんが、建築の設計という分野も、意匠・構造・機械・電気問わずとても大変な仕事です。 ですが、たくさんの人の苦労や尽力のもとに一つの建築物として成果が形として残る、達成感が得られる、とてもいい仕事だと感じています。
私の大学時代を思い返すと、例えば単純梁の応力計算を習っても正直それが実務でいう何の計算・設計をしているのか、最初はピンときていない部分がありました。でも後々、勉強したことが必ず実務に結びついてくる時があります。 先ほども言いましたが、構造設計とひと言でいっても様々な基礎的分野の基に成り立っていて、学生時代に学ばれている事はその基礎的分野の習得にあたります。
今後、設計に興味をお持ちの方は、学生時代に学んだこと、研究したことを自分の糧にして、より良い設計者になれるよう頑張って下さい。

-ありがとうございました。

社員の声 一覧へ戻る