様々な制約の中で
医療福祉建築に
真摯に向き合う

和田 卓馬

建築設計

所 属 本社(東京)設計室 
建築設計部 次長
入社年 2004年
経 歴 大学院 工学研究科

入社の動機を教えてください。

学部時代初期はそれほど建築設計に強い想いはありませんでしたが、設計課題に取り組むうちに想いが高まり、意匠設計者を目指すようになりました。
加えて、大学院にて教授の勧めで病院建築の研究を行ったことにより、仕事として病院建築に携わりたい気持ちが芽生え、医療福祉建築の実績が多い横河設計への入社を志望するようになりました。

私自身、田舎で育ったため、東京で働くことがイメージ出来ていなかったので、半ば記念受験のような気持ちで、さほど緊張もせず自然体で就職面接などに望めたのが良かったのか、採用という結果になり、現在に至っています。
大学院当時、教授からは「病院建築をやれば他の全ての用途に通じる」みたいなことを言われました。今思えば、少し大げさながら、なるほどと思う面もあり、その金言が私の礎となっているように思います。

学生と違うところはどんなところですか。

違いを挙げれば切りがありませんが、個人的に痛切に感じる違いは「時間の制約」です。
学生時代は、自分の裁量で時間をかけ、ただ我武者羅に設計課題に取り組む事が出来ましたが、実際にお客様がいる仕事となると、プロジェクトチームとして様々な業務を円滑に進めていく必要があり、ただ我武者羅ではチームとして破綻してしまいます。
加え、昨今では会社で行っている働き方改革により残業時間規制もあるため、いかに効率的に進められるかが肝となってきます。デザインには際限がありませんが、少し強い言葉で言えば理想と現実のバランスをうまくとっていくことが組織設計事務所の一員として必要と考えています。

社内の雰囲気、印象、他部署間でのコミュニケーションの仕方など教えてください。

総じて社内の雰囲気は良く、ギスギスした感じは一切ないと私は感じています。
各設計部署が全て同じフロアという職場環境もあり、他部署間での風通しも良く、ちょっとした打合せや質問も気軽に行える環境が整っていると思います。落ち着いて日々の業務を行うという意味においては、理想的な環境と言えます。

反面、お互いに刺激を与えあい、ピリピリした中でインスピレーションを発揮したい方の場合には少し物足りなく感じるかもしれませんが、自らの意識次第だと思います。ライバル【高め合う】という感覚よりは仲間【支え合う】という社風が根付いているような印象です。

入社当初と現在で仕事内容にどのような変化がありましたか。

入社当初は分からないことだらけだったので、与えられた仕事をただひたすらにこなす事に一生懸命でした。
ある程度の経験を得てくると、分からないことの分かり方や、与えられた仕事の業務量やかかる時間の目安が把握できるようになってきます。そうすると少し余裕ができ、俯瞰して常に業務の全体像を見据えながら、効率的に業務に取り組むことができるようになったと思います。

子どもが産まれた後は、ワークライフバランスを大切にする想いが高まり、いかに無駄な業務を削りつつ、かつ顧客満足度を高めていけるかを考えるようになりました。まだ不十分かもしれませんが、仕事と家庭の両立ができるようになったと感じています。

仕事のやりがいと今後の目標を教えて下さい。

学生時代から望んでいた医療福祉関係の建築を中心に、比較的やりたい分野の設計をやらせてもらっています。
月並みにはなってしまいますが、自分が携わった建物が完成した時やお客様から喜びの声を聴いた時に、やはり行ってきた仕事の成果が目に見え、またお客様の想いを形に出来たのだと認識ができてやりがいを感じます。

仕事の中にはあまり気が進まない業務も正直ありますが、その成果と経験が自分の糧となり、自分のやりたいことに生かされていると実感しています。
今後については、私自身がそれなりに経験を重ねてきたことから、家庭を大切にすることを大前提とし、培ってきたノウハウを後輩と享受しながら、会社全体を盛り上げていきたいと考えています。

学生の皆さんへメッセージをお願いします。

私自身、学生時代から入社初期まで、何が正解か分からず、正解への道程も不鮮明な中で、ただその時々の自らの想いを大切に、迷いながら進んできました。今でも、まだまだ分からないことが多く、日々研鑽に励んでいます。

学生の皆さんもいろいろな迷いや葛藤があるかと思いますが、カリキュラムを乗り越えてきたのであれば、社会人になっても十分に乗り越えられると思います。自分のやりたいことを見極めながら、同時に常に客観的に自分を見つめ、道を違うことなく進んで行っていただければと思います。

ある日のスケジュール

9:20

出社

9:30

日報作成
・メールチェック
&返信

10:00

デスクワーク
(設計)

12:00

昼休憩

13:00

社内打合せ

15:00

来客対応
(メーカー打合せなど)

16:00

デスクワーク
(設計)

18:00

退社

  • プランニングやデザイン検討等の集中して行いたい業務については、他のやるべき細々とした業務を終わらせた後に実施するように努めています。
  • 家庭と健康を考え、週2日は定時で帰るように調整するよう努めてます。