History

日本初の鉄骨構造の実現

三井総本店

民輔の生涯を追う上で、三井とのつながりを欠かすことはできません。1892年三井元方嘱託となった後、民輔も三井の仕事に十分な手ごたえを感じ、自分の持てる力を精一杯注いでいたことが当時の作品群から伺えます。その集大成ともいえるのが日本橋に建てられた「三井総本店」でした。

1901年の濃尾地震をきっかけとして建築の耐震性に深い興味を示していた民輔は、その一つの解として鉄骨構造の有効性を唱え、「三井総本店」において日本で初めて実現します。
三井からの厚い信頼を得ながら自らの思い描いた建築を存分に具現化していく過程で、民輔は建築家としての自信、今後自らが目指すべき方向を確固たるものにしていきました。

三井総本店

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