株式会社横河建築設計事務所
札幌事務所

-創造と発信の拠点-
大通公園に開かれたオフィス

横河建築設計事務所の札幌事務所は1966年(昭和41年)に開設され、
前回の事務所改装から30年以上が経過しており内装の劣化も見受けられることから、
横河創立120周年の節目と併せて全面改装を計画しました。

内装計画では大通公園に面する来客エリア3室は“札幌大通”という立地に着目し、企業として発信性のある空間と四季を通して大通公園と一体的に繋がる空間を目指しました。
3室の仕上色調計画では、アップサイクル素材などの環境配慮型建材の採用とコーポレートカラーや札幌景観色などの色調、HOKKAIDO WOOD認定家具や木製建具など自然素材を織り交ぜた空間とし、各室ごとに異なる色調と素材感をコントロールすることで、特色ある空間をつくりあげました。

執務室エリアは、働く所員の生産性や創造性のパフォーマンス向上を図るべく、大通公園に開かれた明るい執務室を目指し、更には木製ガラスパーテーションによる自然採光の確保と植栽によるバイオフィリックデザインを施す事により、モチベーションの向上や疲労感の軽減などウェルビーイングも意識した社内環境としました。

建築主 株式会社横河建築設計事務所
札幌事務所
所在地 北海道札幌市
構造 RC造
階数 地下1階/地上9階(内8階の一角)
延床面積 207.50㎡(専有面積)
竣工年月 2025年5月
撮影 新津写真

OTHER WORKS