社会医療法人恵愛会 大分中村病院

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質実剛健な病院―街なかに、高度な医療機能をコンパクトに積層する

大分中村病院は、「日本パラリンピックの父」と呼ばれた故・中村裕医師により1966年に開院しました。
「市民と伴走する病院」の志のもと「質実剛健な病院」をテーマに、高度な標準化された医療をこれからも地域に提供するため、現病院からほど近い大分川沿いの市街地へ移転しました。

病院規模に対し、敷地が限られていたことから、平面計画においては自由度を持たせるべく、柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造としたハイブリッド工法による大架構スパンを採用しました。
このフレキシブルな空間を積み重ね、機能的なつながりを持たせることで、高機能な医療提供の場をコンパクトに積層することに成功しています。

病棟はスタッフステーションに柱のないフルオープンスタイルのアラウンドビュー病棟とすることで、「大分中村病院の看護方式」に柔軟に対応できるつくりとしています。

建築主 社会医療法人恵愛会
所在地 大分県大分市
構造 柱鉄筋コンクリート造・梁鉄骨造
階数 地上7階 地下1階
延床面積 15,531.44㎡
竣工年月 2023年12月
病床 260床

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