学生から社会人へ
働くことで感じる変化と成長

お互いの関係性
未来を担う若手社員

吉川 初月

所 属 設計室
建築設計部
入社年 2019年

幼少期から絵を描くことや、工作などのものづくりを行うことが好きでした。
高校生の頃にインテリアや家具デザインに興味を持ったことがきっかけで大学の建築学科に進学しました。
入社1・2年目は主に病院の設計業務に携わり、入社3年目には設計企画の業務を経験しました。

浅倉 佑介

所 属 技術室
環境設計部
入社年 2019年

学生時代はスポーツに夢中でしたが、大学入学の1年前に竣工したスカイツリーに大きく影響され本格的に建築分野の勉強を始めました。
建築設備は普段目に見えないが無くてはならない役割として「縁の下の力持ち」といった表現がされることにとても魅力を感じ、大学では設備分野に方針を決めました。
設備分野は調査・分析により数値を可視化することで建物の使用状況が見えてくるという面白さに気付き大学院へと進学しました。
入社後は技術室環境設計部機械設備担当として勤務しています。

草川 和広

所 属 技術室
構造設計部
入社年 2020年

高校生の頃、自己分析を行い好きなことなどを見つめなおした時に最も興味を持ったのが建築だった為、建築分野へ進むことを決めました。
大学では構造分野での実験授業が一番楽しく構造の道へ邁進し、1か月以上かけて実際にRC部材を設計・施工まで行い研究実験を行っていました。
入社1年目は作図作業や二次部材の設計を中心に行い、2年目の後半からは先輩の指導のもと建物全体の構造計算などを行っています。

瀧口 芽依

所 属 技術室
環境設計部
入社年 2021年

建築設計関係の仕事をしている叔父の影響を受け、建築に携わる仕事をしたいと思い、建築学科を志望しました。
大学時代には意匠設計を専攻していましたが、視野を拡げて色々な事を勉強した際に照明計画に大きく興味を持ちました。
就職活動の中で建築に絞らず様々な分野の中で、電気設備設計へ携わりたいとの気持ちが大きくなりこの道を選びました。
入社後は技術室環境設計部にて電気設備担当として日々研鑽を積んでいます。

THEME 01

入社前・入社後で横河設計のイメージが違う点は?

浅倉
就職活動中OB訪問をした際に、風通しの良い会社だと聞いていましたが、入社してみて改めてその言葉通りだなと感じています。
吉川
私の場合はOBが居なかったので、当時のホームページや作品実績から事務所としての歴史がすごく長く、また公共建築の実績が多い事から伝統があり老舗感を感じていたので、雰囲気も堅い印象を持っていました。実際に入社してみると皆さん部署関係なく声をかけてくれたり、仕事外のクラブ活動も盛んで気軽に参加出来たりと事前の印象とは違いましたね。草川さんはどうですか?
草川
そうですね。私もホームページ等を見て真面目で堅そうな会社だなと想像していました。ただ、OB訪問の際に社員の方々と話し、皆さん柔らかく、気さくで楽しそうだなという印象に変わっていきました。実際入社してからもいい人ばかりで思っていた通りの雰囲気でした。
瀧口
私も皆さんと同じような意見なんですが、会社訪問を行ったり実際入社して色々な方と接してみると、先輩方から声を掛けてくれたり、皆さん優しく指導して下さったり、すごくアットホームな会社だなと感じています。
吉川
その印象はとてもよくわかります。部署の分け隔てがなく、仲が良いので本当にアットホームですよね。
浅倉
実績のイメージとしては入社前に医療・福祉施設の実績が多いと聞いていたので、設備的には必要且つ効率をひたすら求められ型にはめた設計が多いのかなという印象を持っていたのですが、想像以上に様々な観点や用途から多様な設備を求められ、先輩方の苦労や腕の見せ所を目の当たりにしました。分からない事はなんでも聞ける会社の雰囲気がありますし、先輩や上司も真摯に向き合ってくれるので、挑戦する事にやりがいを感じています。
吉川
私の場合は卸売市場・物流施設などの実績が多い印象を持っていましたが、入社してみると医療・福祉施設にも強いんだなと感じました。また、それだけではなく教育や商業、オフィスや庁舎なども実績が多々あるので、将来的には色々な用途の設計に携わりたいと思っています。

THEME 02

若手が感じる横河設計の変化とは?

浅倉
昨今の情勢から世の中が一気にデジタル化が進んでいる中、例えば全社員ノートPCを支給されました。また、テレワーク制度が導入されたことなど時代や環境に併せて働きやすい環境を素早く整えようとしてくれていますね。また、私の場合には若手でも社内にあるBIM推進委員会や他にも委員などを任命されて意見を提案出来る場所を頂けているので、より変化をしていこうとする姿勢をすごく感じます。
草川
私も浅倉さん同様に若手の立場として社内の委員会に参加していますが、思っていた以上に未来志向の方が多いなと感じています。社会的需要から、中大規模の木造設計やリノベーション対応に関する社内研修会も積極的に行われていて、今後どのように定着していくのかと、日々検討をしている変化の姿勢を強く感じています。若手ながらも、そういった委員会にも任命して頂けて社内の変化を身近に見れるのはすごくいい経験です。
吉川
草川さんが言ったようにカーボンニュートラルや環境配慮、リノベーション、木造等のセミナーや勉強会・講習会が社内でも多く開催されていて、これからの社会に向けた姿勢というものを先輩社員皆さんに感じますね。私は設計企画室にいた際、より環境配慮の提案等は身近に感じる部分もあり、そういった会が頻繁に行われているのはありがたいと思います。最近は社会動向などについてのセミナーも増えたので若手にとっては勉強しやすい環境になっていると思います。
草川
セミナーや講習会もですが、横河設計は入社したら机に座ってしっかり研修というよりは、早めに実践を経験しながらOJTをメインに教育を受けさせて頂けます。実践型の教育であっても、分からない事は先輩社員に質問すればしっかりと向き合って教えて頂けるので、若手にとっては学びやすい環境になっていると感じています。
浅倉
もし可能であればフリーアドレスは今後取り組んで欲しいです。職場環境改善としては色々と取り入れて頂いてますが、部分的にはアナログだと感じる事もあるのでそういった部分を改善していければいいなと思います。
瀧口
私は定期開催されている一級建築士資格取得に向けた勉強会で、先輩社員の実績・実例を踏まえながら講義して頂けることが、非常に勉強になっているので、他の資格についても同じような勉強会が開催できると良いなと思います。

THEME 03

仕事のON/OFFの切り替え方は?

吉川
旅行が好きなのでよく行っています。入社して最初のGWは青森に行きましたが、やはり色々な建築物を見て回っていました。普段の土日は休みがしっかり取れるので、資格試験の勉強をしています。
浅倉
私は仕事で悩んだり、忙しくて頭が疲れていてモヤモヤしている時は、趣味の自転車で週末サイクリングをしていますね。1時間くらい走って朝日を浴びたりするとリフレッシュ出来ますね。
草川
私も社会人になって自転車を始めたので、サイクリングとか身体を動かす事でOFFに切り替えていますね。週末には1日かけて60~70kmくらい走ったりしています。
瀧口
皆さんアウトドア派なんですね。私はどちらかというとインドア派なので、土日は資格試験の勉強をしていますが、趣味のゲームやギター練習等の時間は取るようにしています。ギターについては社会人になってから始めた趣味なので、まだまだ素人ですが、家で一人練習しています。建築とは全く違うジャンルの新しい事を始めるのは気分転換になります。
浅倉
平日は仕事の波もありますが、帰宅後には料理をしたり、映画鑑賞をしたりして切り替えています。頭を休める事で次の日のモチベーションに繋げています。家事をしていると時間があっという間に過ぎてしまいますね。(笑)
草川
私は平日夜にはなかなか自転車は乗れないですし、平日の夜に出来る趣味を探しています。ある程度、自分でスケジュールをコントロールすることが出来るので、上手く時間を使えるようにしたいですね。
吉川
私が以前所属していた部署は案件が重なる時があったりして繁忙期があるのですが、〆切に間に合わせた後は仕事終わりに岩盤浴に行ったりしていましたね。タイミングを見ながら疲れを取ったり休養を取ったりするようにしています。
浅倉
上司も理解を示してくれるので、有給休暇がすごく取りやすいですね。私用が入った時等は非常に助かっています。
吉川
確かに若手でも有給休暇が取りやすい雰囲気なのは助かりますよね。昼間で言えば事務所から目黒川が近いので、桜の時期は昼休みに散歩しに行ったりしていますね。途中でお弁当買って食べたりもしています。(笑)
浅倉
そうそう、仕事終わりにも数人で桜見ながら目黒川沿いを散策して解散した事もありますね。完全なオフィスビル街ではないので、カフェもあったりして、昼はいい気分転換になります。瀧口さんや草川さんも是非、目黒川を散歩してみて下さい。(笑)
瀧口
いいですね。去年見てないので是非今年は見に行きたいです!

THEME 04

就職活動中の学生へのアドバイス

瀧口
私もそうでしたが、学生の時に持っている就職への拘りだとか自分の条件だとかを一度取っ払って、幅広く色んな角度から情報を集めて会社を見た方が良いと思います。私の場合、学生時代は意匠設計専攻でしたが、就職活動を行っている中で環境設計に興味を持ち、今では電気の分野で仕事をしているので、もしかしたら幅広く視野を持つことで見えてくる自分のやりたい事が見つかるかもしれません。なので、これって決めた事だけでなく色々な視野で仕事、会社、業界なども見た方が良いと思います。
草川
私は、学生の時にもっと建築や自分の分野である構造などを雑誌等を見て知ることに、力を入れておけばよかったなと思っています。後は、やはりここだけ!と絞るのではなく、数多くの会社・人と会って話を聞いて知見を広げた上で、自分のやりたい事やフィーリングも合わせてチャレンジしていった方が良いと思います。
吉川
横河設計は、風通しもよく若手個人のやりたい気持ちに寛容な会社なので、その分、何をやりたいか・何に興味があるか等を自分で意識して発信していく事が大切です。それは学生の時から情報を集める事もそうですし、作品として表現する事も含めて口に出したりする事も重要だと思っています。もし横河設計で一緒に仕事をしてみたいと思ってくれるのであれば、技術力以上に是非その一緒に働きたい気持ちや何に興味があってどういう仕事を横河設計で行いたいのかを発信して欲しいです。
浅倉
私は入社して先ず思ったのは設計事務所の設計、施工会社の設計、設備会社の設計は全く別物だということです。ですので、就職活動の1番初めに会社というより業界分析をしっかりと行った上で、何をやりたいかで業界を選択し、その中でどのような仕事に携わりたいのかと働くイメージをしっかり持って活動をすることが大切だと思います。また、何をやりたいのか・どのような仕事がしたいのかを考える上で自己分析をすると思うのですが、私はこの自己分析には特に時間をかけました。そこをしっかり追求する事で入社面接の時もそうですし、入社してからも軸がブレずにいられます。当たり前ですが、就職活動は会社が動いてくれる訳ではなく、自分から動かないと始まらないので、試行錯誤して是非頑張って下さい。