京都第二赤十字病院 医療 より迅速な救急体制の構築と病院機能充実、環境改善を実現 既存の救命救急センターの狭隘化・老朽化に伴い、隣地に新棟が計画されました。救命救急センターは診察室4室、救急処置室2室、ショックルーム1室からなり、これと関連する部門を新棟に配置し、救急医療体制の更なる充実を図っています。 救急搬入患者の緊急診断を行えるように、救命救急センターと隣接して1階に放射線部を設けた。3階は手術部とし、4階にはICU・CCU・SCU(脳卒中集中治療室)を有する救急病棟を配し、それぞれの部門は専用の大型エレベータで直結しています。 5・6・7階は病棟となっており、病棟の中央にスタッフステーションを配し、看護動線の短縮を図っています。また、ライトコートを設け、廊下の突当りを開口部とすること等により、採光を取り入れた明るい病棟としました。 けやき並木の通りに面したデイルームはエレベーターホールと隣接させ、エレベーターホールにも採光を取り入れ、かつ空間的な広がりを感じさせる計画としています。 建築主京都第二赤十字病院所在地京都府京都市上京区 構造鉄骨鉄筋コンクリート造階数地上7階 地下2階 延床面積17,111㎡竣工年月2006年10月病床680床 作品紹介一覧へ戻る
病院機能充実、環境改善を実現
既存の救命救急センターの狭隘化・老朽化に伴い、隣地に新棟が計画されました。救命救急センターは診察室4室、救急処置室2室、ショックルーム1室からなり、これと関連する部門を新棟に配置し、救急医療体制の更なる充実を図っています。
救急搬入患者の緊急診断を行えるように、救命救急センターと隣接して1階に放射線部を設けた。3階は手術部とし、4階にはICU・CCU・SCU(脳卒中集中治療室)を有する救急病棟を配し、それぞれの部門は専用の大型エレベータで直結しています。
5・6・7階は病棟となっており、病棟の中央にスタッフステーションを配し、看護動線の短縮を図っています。また、ライトコートを設け、廊下の突当りを開口部とすること等により、採光を取り入れた明るい病棟としました。
けやき並木の通りに面したデイルームはエレベーターホールと隣接させ、エレベーターホールにも採光を取り入れ、かつ空間的な広がりを感じさせる計画としています。