北土建設株式会社 本社ビル
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持続可能な未来を見据えた新社屋
北土建設株式会社は1954年(昭和29年)創業で旧社屋は1979年(昭和54年)の竣工のため老朽狭隘化、併せて前面道路拡幅への対応が必要となり、創業70周年の節目に合わせて建て替え工事が計画されました。
新社屋は今後の100周年、さらにその先を見据え、サスティナビリティ(持続可能性)にフォーカスし計画しました。最上階の事務室の無柱化や会議室の可動間仕切の採用などによりフレキシビリティを持たせ、BCP対策として太陽光発電装置や非常用発電機盤を設置しました。また、災害時には地域の方々へエントランスホールを開放し、携帯電話の充電に使用できるように、非常用回路のコンセントを設置するなど、地域貢献にも寄与する建物としています。
色彩計画は内外装ともに、モノトーン+木目柄というシンプルな色使いや素材でまとめています。外装のECPは異形状のデザインパネルを組み合わせることで、光と影のコントラストによって様々な表情を見せてくれます。
技術向上に邁進し、地域発展に貢献する企業姿勢と矜持へ敬意を込め、各所を丁寧に設計し、お施主様と共につくり上げました。
建築主 | 北土建設株式会社 |
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所在地 | 北海道札幌市 |
構造 | 鉄骨造 |
階数 | 地上6階 |
延床面積 | 1,995.09㎡ |
竣工年月 | 2023年5月 |
撮影 | 新津写真 |