経験を積み変化した10年
同期が考える横河設計の未来

お互いの関係性
10年を共にした同期社員

鈴木 光洋

所 属 設計企画室
入社年 2012年

3歳の時に実家の新築工事現場を見て感動して以来、ずっと設計士になるのが夢でした。
大学で建築学科に入学してからは著名な先生方の講義や作品に触れ、いかに建物が社会の中で重要であり、社会に影響を与えるものであるかを強く感じ、興味を持ちました。そこで、都市デザインやまちづくりを学ぶ研究室に所属しました。

松本 善実

所 属 設計室
建築設計部
入社年 2012年

小さい時から立体的な絵を描いたり、工作などが好きでした。部屋の模様替えも好きで、少し家具の位置を変えただけでも空間が変わることに魅力を感じ建築系学科のある大学へ進学しました。都市系の研究室に所属していましたが、建築設計をやりたかったため、設計事務所に入社しました。

山崎 慧

所 属 設計室
建築設計部
入社年 2012年

親族に建築関連の職に就いている方が多く、小さい時から建築というものが身近にありました。
建築に興味を持ち始めたのも、周りの人の話に入りたかったというのが大きかったです。
大学で医療施設の建築計画に興味を持ち、横河設計に入社しました。
入社してからは、教育施設の基本設計、医療施設の工事監理を経験し、現在は物流施設の設計・監理を行っています。

佐々木 駿一

所 属 技術室
環境設計部
入社年 2012年

大学1年時の授業で建築電気設備設計の技術者が少ないことを知り電気設備を意識し始めました。その後、アルバイト先の照明の見直しに関わり、照明を変えただけで店内イメージが変わったことに魅力を感じ、電気設備設計の道を選びました。
入社後は金融店舗や事務所の設計・監理に携わり、小中学校の2年半に及ぶ大規模改修の常駐監理も経験しました。現在は病院や冷蔵倉庫等の設計・監理を行っています。

荒井 博之

所 属 技術室
環境設計部
入社年 2012年

昔から工作などのものづくりが好きで、建築にも興味がありました。理系が得意だったこともあり、大学では建築を専攻しました。
環境工学に興味があり、設備関係の研究室で室内温熱環境について学びました。現在の業務においても温熱環境は常に深く関わっており、当時の経験が業務に活かされていると感じています。

THEME 01

横河設計への入社動機はなんですか?
また、入社して10年間で感じる自己の変化はありますか?

松本
横河設計の医療施設に強いところに魅力を感じつつも医療施設だけに特化している訳ではなく、教育施設や物流施設、事務所に庁舎など幅広い設計を行っているところが決め手になりました。私自身も最初から専門を決めるのではなく、若いうちに多種多様な設計に関わった上でやりたい設計を考えたいと思っていたからです。
鈴木
私の場合は学生時代の研究室に横河設計の会社案内があったので調べてみたところ、歴史があり代表実績も多く、多様なジャンルの設計を行っているところに興味を持ちました。特に当時は教育施設の設計に興味を持っていたので、教育施設の設計実績にも惹かれました。更にはOBがいるという話も聞き入社を志望しました。
山崎
私は学生時代の研究が救急医療に関する計画系のテーマだったので、学んだ事や研究した事を活かせる場として医療施設に強い事務所を探し、入社を志望しました。しかし、今は医療施設だけに捉われずに幅広い建築設計に取組んでいます。特に最近では物流施設の設計に魅力を感じています。
荒井
私はとにかく設計がしたかったので組織設計事務所を志望していました。そんな中、同じ大学の先輩から横河設計を紹介して頂きました。実際にOB訪問をしてみると、人が良く色んな事を説明して頂き、質問にも丁寧に答えて頂いた事がすごく好印象で、一緒に働きたいと思い入社を志望しました。なので、建築の分野というよりは、この事務所の方々と働きたいという気持ちが大きかったと思います。
佐々木
私は小学生時代、通っていた学校の隣で病院の新築工事があり、大きな病院が建設されていくのを日々間近で見ていてすごく感動したことを覚えています。その後、研究室にて横河設計を知り、調べてみるとあの時に感動した病院を設計していたのが横河設計だったという事を知ったのがきっかけでした。また、建築学科ではあったものの電気設備設計をやりたいと決めており、調べている中で医療施設は非常に設計が難しいと聞いていましたが、是非チャレンジし、自分を成長させたいとの思いが強まり入社を志望しました。なので小学生時代の思い出の影響が強かったのかもしれませんね。
山崎
入社時には様々な思いがありましたが、やはりある程度経験をしたり実績を積んできたりすると夢と言いますか目標が変化してきますね。特に私の場合は医療施設の設計を望んでいたのですが、今では物流施設が面白いと感じるようになっています。物流施設は他の施設よりも疾走感というか、物事のスピード感が一段違い、物流施設独特の設計の仕方に醍醐味を感じています。松本さんはどうですか?
松本
私は入社してから福祉や教育などの建築設計を経験させて貰ったのですが、せっかく医療施設の実績がこれだけ多くある事務所にいるので、出来れば一度は医療施設の設計をしてみたいと思うようになりましたね。ただ、早いうちに最初から最後まで一貫して建築に携われた事は非常に良い経験が出来たなと思いますし、担当している事の重みというか、意識が変わりましたね。
鈴木
私の場合は設計でもデザイン志向が強く、たまたま経験して来たのもデザイン監修の入った庁舎や金融店舗・生鮮店舗・経済店舗が入る複合ビルだったのですが、人事異動にて設計企画室に所属した際、様々な分野の建築や医療施設の提案書を作成したことで視野が広がった気がします。松本さんの言うように横河設計にいるなら一度は携わってみたいと思える建築が増えた気がします。環境設計部は担当している案件数が建築設計部とは違いますし、更に経験豊富なんじゃないですか。
荒井
いや~、まだまだ分からない事だらけです。一生分からない事があるように思います。それなりに経験を積んで、案件をまとめられるようになってきているとは思うものの、本当にこれで良いのかと自問自答の繰り返しですね。特に医療施設では上司や先輩を質問攻めにしています。早く一人前になりたいと思ってましたが、やはり機器や技術も含めて日々進化しているので、常に設計士も勉強していかなければならず、一人前は無い世界だなと感じるようになりましたね。
佐々木
私は若手の時に1案件担当する事になり、この案件が物凄く大変だったのですが、入社して早い時期に経験出来た事が良かったと思います。まだまだ分からない事は沢山ありますが、その案件のお陰で設計に対する意識や設計時に注意する箇所などもガラッと変わったと思います。早い時期に実践から学べる環境であった事が自己の成長に繋がったと思います。

THEME 02

入社時の同期の印象は? 同期とはどんな存在ですか?

山崎
同じプロジェクトで一緒になる事は少ないのですが、入社したころはよくプライベートで遊びに行ったりして、ノリがいい人が集まった印象でしたね。
松本
同期が多くてよかったと思いますし、恵まれたなと思いますね。
荒井
とりあえず、変な人がいなくてよかったと思いますね。(笑)
山崎
互いにコミュニケーションもとれていますし、同期会も開催されていたり仲は良いと思いますね。
佐々木
先輩に聞き辛いことを同期だと聞きやすいので、仕事上ですごく助かっていますね。各部署に同期がいることが心強かったですし、対等な立場なので互いに意見を出し合いながら、どちらが良いか決めて設計することができることが良いと思いますね。
山崎
今設計中の物件で言えば、電気に佐々木さんがいてくれてすごく助かっています。同期だからこそ取り敢えず聞いてみようと思えたり、相談がしやすいので良かったと思いますね。
山崎
鈴木さんが先に1物件こなしていた頃に、自分のこなした業務を振り返ってみて、自分の物件ができてないなと思ったり、成長できていないなという危機感が生まれましたね。そういったことから、同期からは毎日良い刺激をもらえていると思いますね。

THEME 03

各部署にて仕事をする時に大切にしていることは?
また、他部署の印象や求めることは何ですか?

佐々木
電気設備に関しては、使いやすさや過ごしやすさを一番大切にしています。ただ、お客様と自分の考える”使いやすさ”は違うので、ヒアリングで細かい使い勝手を聞きながら設計に反映させるようにし、些細なことでも耳を傾けるように心がけています。また、後々のメンテナンスのことも考え、設備のスぺースを取ってもらえるよう、各部署で打合せを密に行うようにしています。
荒井
機械設備に関しては温度、匂い、音など紙では分らないことが多いので、こうしたら危ないなといったイメージや自分の感覚を大事にしているところがあります。水や空調などは建物を運用してから直接お金に関係してくる部分なので、自分が決めたことでお客様のお金に関係してくると思うとより重大な仕事であると感じています。建築はどうですか?
鈴木
自分が担当する案件においては設計責任者として、意匠だけではなく構造や設備の分野においても各担当者とのコミュニケーションをとりながら包括的にプロジェクトを進めるよう努めています。また、設計事務所に入ったからには、常に新しいことに挑戦するよう心がけています。そして、お客様が求めるものに対して、意を汲んで+αの提案をするように意識しています。
松本
鈴木さんの言ったことで、やはり構造、電気、機械が一緒に設計できることが組織設計事務所の強みで、またそこが魅力で入社したので綿密な打合せができるようにしたいし、大切にしなければいけないと思いますね。
山崎
私はまずはお客様第一で考えて設計していますね。
松本
お客様から使い勝手、機能というよりもデザインについての要望があったらどうしていますか?
山崎
今まで携わった物件はどちらかというと、効率的に良いものをという感覚です。見た目に拘って挑戦というよりは、まずは堅実にという考えで設計しています。
松本
お客様の使い勝手が重要ではあると思うけど、建築士としてデザインのプロとしてやってる以上、押しつける訳ではないけれど自分なりに責任をもって提案していくべきだなと思いますね。
鈴木
とある物件で、お客様の要望通りに提案した際にもらった言葉が強烈に残っていて、それ以来お客様の要望以上の物が出せるように心がけるようになりました。他の職種でもそうであるように、建築士としてお客様の言った通りの提案しかできないようだと駄目かなと思うようになりました。
佐々木
あとはメリットだけではなく、デメリットをしっかり調べるようになりました。良いことは広告等に書いてあるけれど、それを使ってみてから10年20年後にどんな影響があるのかお客様には分からないので、お客様から要望があったらメリットだけでなくデメリットも踏まえて聞くようにしています。
松本
各部署の大変さが伝わるけれど、それが体感できていない気がしているので、部署間のジョブローテーションを行うなど、他部署の仕事を体験できる機会を設けて、少しでも相互の理解が深められればと思っています。
佐々木
本当に細くて初歩的なことでも、ここはこうして欲しい!と思うことを各部署毎で集めて、勉強会ができればいいかなと思います。
松本
上に付いた先輩や教わった先輩によって考え方に偏りがあって一律ではないから、当然自分で調べたり他の人に聞かなければいけないけれど、各部署の最低限、初歩的なことが分かり合える場があっても良いかなと思います。
鈴木
最初の一年は手伝いでもいいから、各部署を回ってみるだけでも違うと思いますね。
荒井
これから他部署間の情報共有や、コミュニケーションのグレードをもっと上げていかなければいけないと思います。

THEME 04

先輩社員や後輩社員の印象は?
後輩社員に指導する際に気を付けている事は?

鈴木
入社して1、2年たっぷり時間を使って必死で図面を描いてきて培ったことが、基礎能力になって今の力になっているけれど、ここ3、4年で入社してきた子は効率重視の働き方に変化している中で、対応しないといけないのがきついのかなという印象があります。でも1物件やるかやらないかで責任感も変わってくると思います。
荒井
自分が分らなかった時、何が分らなかったかを思い出して教えるようにしています。何でこうなったんだろう?から始まって今があるので、後輩に聞かれたときに答えられるようにしています。
松本
自分の意見を言った際に、否定されると言いづらくなってしまうと思うので、後輩から言いやすい立場になっていたいけれど、中々できていないかなと思います。できる限り言いやすい空気を作ってあげたいですね。
山崎
自分は同じぐらいの立場な感じで接してあげた方がいいのかなと思います。その方がやりやすいし後輩も話しやすいかなと思っているので、そういった雰囲気づくりを意識しています。長い時間仕事で拘束されるから嫌な思いをしてやってほしくないし、お互いに良い雰囲気で楽しく仕事をしていきたいですからね。
佐々木
失敗談は聞かないとわからないと思うので、自分の失敗談を積極的に言うようにしていますね。後輩が話しかけやすい雰囲気を作るようにもしていますね。自分も先輩から丁寧に教えてもらえたので、見習うように心がけています。

将来について

鈴木
この先賞をとれるような、横河設計を代表するものがしっかり出てくる事務所にしたいです。またそうした設計がしたいですね。
佐々木
三越は代表作の1つではあるけれど横河設計といえば、歴史があるといった印象を変えていきたいです。「昔」よりも「今」を見てもらえるような会社にしたいですね。
松本
鉄骨造やウイング型病棟も最初に設計したし、物件だけではない新しいものがあるといいですよね。
鈴木
そうですね。横河設計といえばこれ!というものが残って行ってほしいですね。
松本
横河設計と言ったらこれというものが病院であった方が良いのかな?リノベーション、中大規模木造、BIM活用等もさらに進めていくとまたちょっと変わってくるかなと思いますし、また変わり続けていかないといけないと思いますね。
山崎
自分は会社に来たくなるような会社であって欲しいですね、10年後でも。建築や新しいことに挑戦するにしても、モチベーションを上げないと新しいものが出来ないと思いますし、代表作もそういった職場環境で会社の雰囲気が上がった時に出てくるのではないかと思います。そういった環境づくりを大事にしたいですね。
荒井
山崎さんと同じようにモチベーションを大事にして行きたいですね。特にお客様と良い関係を築ければ自然と良いものを作りたいと思えてくると思います。設計の後もお客様と長く良い関係であり続けられると良いのではないかなと思いますね。