日本ニューホランド株式会社 苫小牧デポ ビジターセンター棟 商業 / 生産・流通 / オフィス・庁舎 地域に開かれた企業の発信拠点 北海道苫小牧市の準工業地域に建つ輸入農業機械のショールームです。交差点に面する角地という敷地特性から3面大型ガラスの透明性の高いファサードとし、企業の発信拠点として、地域に開かれた表情の創出を図りました。 内外装材には無彩色を用い、吹き抜けに面する階段は片持ちで構成し存在感を軽減させる等の工夫により、展示物や企業ロゴが引き立つデザインとしています。 夏季・中間季には、ガラリより床下ピットに取り込んだ外気をショールームの床スリット、天井ルーバーを介し上部換気窓へと抜ける自然換気方式を採用し、パッシブに快適な内部環境を維持出来る計画としています。冬季には、吹抜け空間の温熱環境を均一にするため、空気を撹拌するデリベントシステムを採用し、その吹出し口と床下埋込ヒーターを外周部に配置することで、ガラス面の結露防止にも配慮しました。 建築主日本ニューホランド株式会社所在地北海道苫小牧市構造鉄骨造階数平屋建て 延床面積1,093㎡(全体9,242㎡)竣工年月2016年10月撮影新津写真 作品紹介一覧へ戻る
北海道苫小牧市の準工業地域に建つ輸入農業機械のショールームです。交差点に面する角地という敷地特性から3面大型ガラスの透明性の高いファサードとし、企業の発信拠点として、地域に開かれた表情の創出を図りました。
内外装材には無彩色を用い、吹き抜けに面する階段は片持ちで構成し存在感を軽減させる等の工夫により、展示物や企業ロゴが引き立つデザインとしています。
夏季・中間季には、ガラリより床下ピットに取り込んだ外気をショールームの床スリット、天井ルーバーを介し上部換気窓へと抜ける自然換気方式を採用し、パッシブに快適な内部環境を維持出来る計画としています。冬季には、吹抜け空間の温熱環境を均一にするため、空気を撹拌するデリベントシステムを採用し、その吹出し口と床下埋込ヒーターを外周部に配置することで、ガラス面の結露防止にも配慮しました。