日本赤十字社
近畿ブロック血液センター

近畿地方における
血液事業運営の中心施設

日本赤十字社における血液事業を全国7ブロックの広域的な運営体制に移行するに伴い、近畿地方の広域事業運営の中心施設として計画されました。近畿ブロックの献血血液がこの施設に集められ、検査・製剤・供給業務を一元管理されます。

医薬品製造及び品質管理としての厳格な基準が適用されています。製剤室や検査室などの管理区域を明確に区分するための動線計画や、血液保管のための冷蔵・冷凍庫の温度管理の安全性確保などを重視した計画となっています。

また、施設内には献血事業を紹介するための展示・見学部門も設けられています。製剤室や検査室の南側に、ガラス張りの開放的な見学室を付設することで、見学室越しに採光や眺望を得ることができ、管理区域内の職員アメニティ向上にも寄与しています。

建築主 日本赤十字社
所在地 大阪府茨木市
構造 鉄骨造
階数 地上4階
延床面積 16,473㎡
竣工年月 2011年11月

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